通貨オプション

通貨オプション(外国為替, FXオプション)は、主に銀行や企業間で相対取引によって売買されている市場です。

通貨オプションは、主要な通貨ペアのFX取引などが対象となっています。
しかし、実際には取引の最低単位が大きく、個人投資家にとってはなかなか取引しづらい市場です。

銀行との相対取引で売買される通貨オプションは、主に企業契約や機関投資家向けの商品という色合いが強いです。

個人投資家がFXオプションを取引するには、FX業者との間で相対取引を行うのが一般的です。(業者⇔個人間の相対取引)
その場合、FX業者が定める取引ルールに従う必要があります。

以前はカカクコムという会社が個人向けにFXオプションを扱っていましたが、現在は廃業してしまったようです。

▼参考: 外国為替証拠金取引(FX取引)とは?

FX取引とは、証拠金を取引業者の口座に差し入れ、差金決済による通貨の売買を行う取引のことです。 FXでは証拠金の数倍から数十倍に相当する通貨を取引することができます。

レバレッジを伴う取引という点では先物取引に似ていますが、FXでは限月という概念はなく、外国為替市場における直近の為替レートが取引の対象となります。

またFX取引においては、通貨の価格変動から生じる売買損益に加え、通貨ペアの金利差に応じた「スワップポイント」の受渡しが生じるという特徴があります。