ICEがシステムアップグレードを完了
先物やオプションなどの電子取引を扱うインターコンチネンタル取引所（NYSE：ICE）は23日、同社が2年前から進めていたシステムアップグレードを完了し、先物取引所としては世界最高の応答速度と信頼性を実現したと発表しました。
新しく完成したシステムでは先物取引の応答速度が3ミリ秒、信頼性は99.99％以上が確保されています。 （参考：CME、東証の応答速度について）
ICEは今後、先物に比べて電子取引の普及が遅れているオプション取引に対してもシステム投資を行い、同一の電子取引プラットフォームに統合する予定です。
ICEの米国部門であるICE Futures USでは現在、コーヒーやココア、綿花などの先物・オプションが活発に取引されています。（電子取引は先物のみ可能）
