CBOE、FTSEエマージング指数のオプションを26日に上場
シカゴ・オプション取引所(CBOE)は15日、「FTSE エマージング・インデックス」を対象とするオプション取引を今月26日から開始すると発表しました。
FTSE エマージング・インデックスは、22の新興国に及ぶ972種の株式(2016年8月末時点)で構成される指数で、新興国市場の値動きに連動する国際的なベンチマークとなっています。
国別の指数構成比率は、中国(26.16%)、台湾(14.50%)、インド(12.57%)、ブラジル(9.26%)、南アフリカ(8.78%)などが上位を占めています。業種別では、銀行(18.98%)、テクノロジー(12.93%)、エネルギー(8.48%)を筆頭に19種のセクターが含まれています(ともに2016年8月末時点)。
投資家は今後、この分散化された新興国指数を対象にオプションを取引できるようになり、満期日には差金決済によってポジションを清算することができます。
その他のFTSE指数では、ロンドン市場を対象とする「FTSE 100指数」、および香港市場を対象とする「FTSE 中国50指数」の各オプションが、今年3月からCBOEで取引されています。
参照:
CBOEニュース