日経225オプションの平均IVが40%を突破

日経225オプションの平均インプライド・ボラティリティ(IV)が21日の終値ベース(イブニング・セッション前)で41.0%まで上昇し、昨年9月以来の高水準になりました。

※ 本サイトでは平均IVの算出において、次の条件を満たすオプションを計算対象にしています。
(1)ウィークリーを除く直近3つの限月、(2)プレミアムが3以上、(3)出来高が100以上

過去13年間のデータでは、平均IVのピークは40~48%程度になることが多く、50%を上回ったのは2008年10月のリーマン・ショックとその後の金融危機(~2009年3月)、そして2011年3月の東日本大震災のときだけです。

今後は、この水準がトレーダーにとっての注目ポイントになるでしょう。

参考:ボラティリティ・チャート