日経225Weeklyオプション 売買が増加傾向

日経225Weeklyオプションの取引がスタートしてから1ヶ月が経過し、少しずつ売買が増えてきました。

立会時間内におけるWeeklyオプションの出来高は、開始から3週目までは1日平均で約700枚でした。 その後、4週目は1日平均1,903枚、5週目は1日平均2,529枚(ともに立会時間内)となり、週を追うごとに取引が増えています。

この2週間は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策会合や、現在も続くギリシャの債務問題など、大きな経済イベントがありました。 これらのリスクに対し、短期のヘッジ需要が高まったことも、Weeklyオプションの売買増に寄与したと考えられます。

取引の内訳を見ると、この2週間で取引されたWeeklyのうち、92%が直近週のオプションでした。 残りの8%を第2週が占め、第3週は合計2枚の出来高、そして第4週は出来高ゼロとなっています。 また、Weeklyオプションの出来高のうち、62%がプットとなっています。