CMEグループのオプション取引高 四半期ベースで過去最高

米国最大の先物・オプション取引所を運営する「CMEグループ」は今月、2015年第1四半期のオプション取引高を発表しました。

発表されたデータによると、先物市場で取引されたオプションは一日平均で280万枚に上り、四半期としては過去最高を記録しました。

市場別では、通貨先物のオプション取引が一日平均 96,000枚となり、過去最高を更新。 また、毎週金曜日に満期となるWeeklyオプションの取引も拡大し、3月の「米国債2年物 Weeklyオプション」は前年同月比で2倍以上の出来高となっています。

CMEの先物オプション市場では取引の電子化が進み、数年前に比べて日本からの取引も容易になっています。 CMEの電子市場「Globex」では、3月に取引されたオプションが前年比12%増となり、今後も電子取引の一層の拡大が予想されます。

参照: CMEグループ 日本語サイト
CME Group プレスリリース