オプショントレーダーは自らの知識に自信 ネット調査で判明
米オプション産業協議会(OIC)と調査会社「ハリスポール」が今年2月から7月にかけて実施した調査によると、オプションを取引する投資家の多くは、金融分野の知識に大きな自信を持っていることがわかりました。
調査によると、金融分野について「きわめて豊富な知識がある」と回答した人の割合は、オプションを取引しない投資家は66%であったのに対し、オプションを取引する投資家は85%に上りました。
オプションを取引する投資家は、そうでない投資家に比べて、より多くの金融商品を取引する傾向があり、ETF、ADR(海外株)、および金をはじめとするコモディティも活発に取引していました。
また、オプショントレーダーの大部分は、ポートフォリオに占めるオプションの割合を過去2年間で増やしていました。 このことは、オプショントレーダーが多様な選択肢を持ちながら、特にオプションを好んで取引する傾向が強いことを示しています。
一方で、オプションを取引しない理由では、依然として「理解と知識の不足」が最多となっています。 そのため、今後も投資家を対象とするオプションの教育が不可欠であると調査は結論付けています。
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OICニュースルーム