CBOE、ラッセル指数のオプション取引を10月20日に開始

10月20日より、FTSEラッセルの株価指数を対象とするオプション取引がシカゴ・オプション取引所(CBOE)でスタートします。

新たにオプション取引の対象となるのは、ラッセル1000指数、ラッセル1000バリュー指数、およびラッセル1000グロース指数の3種類です。

  • ラッセル1000指数
    主に大型株で構成される指数で、米国の株式市場の92%(時価総額ベース)が含まれる。米国の代表的な株価指数の一つ。
  • ラッセル1000バリュー指数
    大型株の中で、株価純資産倍率(PBR)が低く、高い成長が見込める銘柄(いわゆるバリュー株)で構成される株価指数。
  • ラッセル1000グロース指数
    大型株の中で、株価純資産倍率(PBR)と成長率がともに高い銘柄(いわゆる成長株)で構成される株価指数。

米国市場では、今後これらの指数を対象にオプションを取引できるようになります。 また、上記の3種類のラッセル指数については、CMEグループの電子取引市場「Globex」で、先月21日から先物取引が始まっています。

参照: CBOEプレスリリース