ドル円のボラティリティが過去最低を更新
ドル/円のボラティリティ(IV)が今月、2007年6月に記録した5.8%を下回り、過去最低となる5.6%まで下落したとロイターが報じています。
(参考:ロイター記事)
ボラティリティの極端な低下は、市場にエネルギーが蓄積されている状態とも言えるため、その後大きな変動を招きやすいという特徴があります。 そのため、一見穏やかな相場が続いているとき、リスクに敏感な投資家は逆に警戒感を持ちます。
現在はドル/円だけでなく、米国の株式市場のボラティリティを示すVIX、そして国内の日経225にもボラティリティの低下が見られます。
(日経225 ボラティリティ・チャート)
ボラティリティの反転がいつ起こるかを予測するのは容易ではありません。 しかし、いつかは必ず変化が訪れることを覚えておく必要があります。