米国の株式オプション ボラティリティ上昇で取引が増加
米国市場では最近の株価急落に伴い、ボラティリティ指数(VIX)が13ヶ月ぶりの高水準に上昇。 トレーダーはさらなる株価変動に備えるため、オプションを活発に取引しています。
新興国や米国経済に対する先行き不安に加えて、米国企業の決算シーズンが重なっていることもボラティリティの上昇に拍車をかけています。
決算後に投資家の失望を買って11%下落したアマゾン株や、年末商戦の売上高が予想外に弱かったことで株価が29%急落した家電大手ベスト・バイなど、個別の材料による株価変動も大きくなっています。
また上場後初となる決算発表を5日に控えたツイッター株は、コール、プットともに大量のオプションが取引される状態となっています。