デリバティブ市場 統合後の詳細が公開

3月24日に予定されている国内デリバティブ市場の統合について、統合後の詳細情報が公開されています。(大証 デリバティブ市場統合情報

東証のデリバティブ市場が大証のデリバティブ市場に統合される形となり、デリバティブ売買システムも大証のシステムである「J-GATE」に一本化される予定となっています。

東証の先物・オプション取引で現在使われている「Tdex+」に比べて、大証の「J-GATE」は注文応答時間が半分以下であるため、統合後は株式オプション取引等において処理能力の向上が期待されます。

デリバティブ取引の大半を占める外国人投資家は、アルゴリズムで制御された高速取引を多用することから、注文の応答速度を重視する傾向があります。 日本のオプション市場が今後発展するためには、世界水準の売買システムを備えることが不可欠といえます。

参照: 大証 J-GATEの特徴