米ICE取引所 過去最高の先物・オプション取引高を記録

米国のICE先物取引所(ICE FUTURES U.S.)は13日、前日の取引で先物・オプションの合計出来高が851,852枚に達し、過去最高の一日取引高を記録したと発表しました。

ICEではコーヒー、ココア、砂糖、綿、オレンジジュースといった農産物の先物・オプション取引に加えて、ドルの価値を示す「米ドル指数」の取引でも最大規模の市場となっています。

参考: ICE先物取引所とは?

1870年に取引を開始したニューヨーク綿取引所(New York Cotton Exchange)がニューヨーク商品取引所(NYBOT)として総合的な先物取引所となり、2007年にインターコンチネンタル取引所(ICE)の子会社となって米ICE先物取引所(ICE FUTURES U.S.)という現在の名称になりました。

米国の先物・オプション市場では、CMEグループに次いで二番目の取引高を誇る取引所。 現在は先物のフロア取引を廃止して電子取引に特化しており、オプション取引の電子化も進めています。

参照: ICE FUTURES U.S.プレスリリース