日経225オプションの平均IV 震災後初めて22%を下回る
日経225オプションの平均インプライド・ボラティリティ(IV)が20日の終値ベースで21.3%となり、昨年3月の震災以降で初めて22%を下回りました。
(参考:ボラティリティ・チャート)
欧州危機の後退などにより相場の先行きに対する投資家の恐怖心が和らぎ、平均IVは昨年12月以降のレンジ(22%~29%)を下方ブレイクしています。
次のターゲットはリーマン・ショック後の最低値である18.3%で、その水準に向かってさらにIVが下落するか、または一時的なブレイクにとどまり再びIVが上昇するかという点に注目し、相場環境の参考にすると良いかもしれません。