CMEの先物・オプション取引高、2011年は過去最高を記録
米国最大の先物オプション取引所「CMEグループ」の2011年の取引高は、先物とオプションを合わせて一日平均 1,340万枚となり、過去最高の平均取引高を記録しました。(前年比10%増)
CMEの先物オプション市場では、リーマン・ショック後の2009年に取引が急減しましたが、2010年以降は再び取引が増加。 昨年はこれまで最高だった2008年(一日平均 約1,300万枚)を上回る水準になっています。
また2011年は伝統的な「オープン・アウト・クライ(身振り手振りのセリ方式)」の取引が減少する一方で、電子取引は前年比12%増となっており、取引の電子化が進んでいます。(全取引の84.5%が電子取引)
市場別では、貴金属市場(前年比23%増)、農産物(同19%増)、通貨(同11%増)、株価指数先物(同11%増)等となっています。
参照:
CMEグループ プレスリリース