大証のデリバティブ取引が年間2億単位を突破

大阪証券取引所は今月、2012年の同取引所におけるデリバティブ(先物・オプション・FX)の取引高が12月21日時点で2億単位を突破したと発表しました。 デリバティブの年間取引高が2億単位を突破したのは、国内の取引所では初となります。

大証のデリバティブ市場では、2007年に初めて取引高が1億単位を突破。 その後もナイト・セッションの拡大などにより取引高の増加傾向が続いています。

市場別では、日経225miniが1億2,725万単位で最も取引が多く、次いで日経225オプションが4,745万単位、日経225先物が1,910万単位の取引高となっています。 これら3つの市場の取引高が大証デリバティブの97%を占めており、実質的には「日経225」の一人勝ち・独走という状態が続いています。

参照: 大証プレスリリース(PDF)