大証、11月よりSPANパラメーターの算出方法を一部見直し
来月より、大阪証券取引所がSPANパラメーターの算出方法を一部見直すことを発表しました。
最近の相場環境や清算機関に関する国際的な基準に関する議論の動向を踏まえ、先物・オプション取引に係る証拠金の算出方法が足元の相場状況をより反映したものとなるよう、SPANパラメーターの算出方法やオプション売りの証拠金等が一部変更となります。
これにより、日経225オプションの売りに係る証拠金額が従来とは大きく異なるケースも予想されます。
■平成23年11月14日から適用(平成23年11月7日通知分から)
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日経225のプライス・スキャンレンジ
(変更前)過去の日経平均株価の変動率に基づくヒストリカル方式
(変更後)大証が指定するボラティリティ・インデックスを用いて算出 -
日経225オプション売り1枚当たりの最低証拠金額
(変更前)プライス・スキャンレンジの2.5%相当額
(変更後)日経平均株価の終値の0.2%に1,000円を乗じて得た相当額
参照:
大証ニュース