米国の証券オプション取引高、6月は前年比3.5%減

米国の証券市場における6月のオプション取引高は一日平均で1,296万枚となり、前年同月に比べて3.5%減少しました。 過去最高の月間取引高を記録した5月との比較では、34.2%の大幅減となっています。

6月の株式市場は下落したものの、ギリシャの破綻懸念などが一旦薄れたことでボラティリティが低下。 オプション市場におけるヘッジや投機のニーズが小さくなったことにより、取引高が減少したと見られます。

個別株オプションの取引高トップ5は、Citigroup (C)、BP plc (BP)、Apple (AAPL)、Bank of America (BAC)、JP Morgan Chase (JPM)の順となりました。 メキシコ湾の原油流出問題で責任を問われているBP社のオプションが多く取引されています。

参照: ISEプレスリリース(PDF)
CBOEプレスリリース