米国の証券オプション取引高、5月は過去最高を記録

米国の証券市場における5月のオプション取引高は、一日平均で2,029万枚となり、前年同月比で28.9%の増加。 過去最高の月間取引高を記録しました。(前月比では18.2%の増加)

ギリシャの破綻懸念などで金融不安が広がり、5月のダウ平均は約8%下落。 取引時間中には過去最大の下げ幅を記録し、株価の先行きに対する不透明感がオプションの取引高を押し上げる形となっています。

個別株オプションの取引高トップ5は、Citigroup (C)、Bank of America (BAC)、Apple (AAPL)、JP Morgan Chase (JPM)、Goldman Sachs Group (GS)の順となりました。 また恐怖指数「VIX」のオプション取引高が過去最高を記録しています。

参照: OICプレスリリース
CBOEプレスリリース