米国市場の証券オプション取引高、4月は前年比15.2%増
米国の証券市場における4月のオプション取引高は、前年同月に比べて15.2%増の3億2,454万枚となり、3ヶ月連続で前年の水準を上回りました。
一日平均では前年比20.7%増となる1,545万枚の取引高となり、シカゴ・オプション取引所(CBOE)では4月の過去最高の取引高を記録しました。
相場の方向感が乏しい中、投資家の資金がオプション市場に集まりやすくなっており、幅広いオプション銘柄が活発に取引されています。
株券オプションの取引高トップ5は、Citigroup (C)、Bank of America (BAC)、General Electric (GE)、General Motors(GM)、JP Morgan Chase (JPM)、の順となりました。 特にクライスラーの破産申請などの影響で、GMのオプション取引高が急増しています。