米IB証券が日本進出　海外のオプション取引が容易に

米IB証券が日本進出　海外のオプション取引が容易に

米証券大手のInteractive Brokers社が、近く日本での営業を始めることが分かりました。 IB社は世界17カ国の70取引所に上場する金融商品を扱っており、日本の投資家は同社を通じて海外市場にリアルタイムでアクセスすることが可能になります。

IB社は、オプション道場の管理人も利用しているオンラインブローカーで、充実の取引環境と格安の手数料が魅力の会社です。
これまで、IB社を通じて米国市場のオプションなどを取引するためには、英語の申込用紙に記入して口座開設を行う必要があり、日本の個人投資家にとっては敷居が高い面もありました。 しかし、今後は日本の営業拠点を通じて取引できるようになるため、言葉や距離の不安を感じることなく、誰でも海外市場のオプションを簡単に取引できるようになるはずです。

最初は日本のネット証券を通じた取次ぎ業務からスタートし、いずれは個人投資家向けのオンラインサービスを直接提供するようになるとのことです。
IB社の日本進出は、オプショントレーダーのみならず、日本の投資家にとって海外市場への扉が開かれる大きな変化といえるでしょう。