大証、米ISEとの提携白紙 独自のオプション市場開設へ

大阪証券取引所が米インターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)との提携を解消し、独自のオプション市場を開設する方針であることがわかりました。

大証は今年2月、ISEと共同で株券オプションの新市場を2009年に設立することで合意していました。(2008/2/24 トピック
しかし提携が白紙となったことで、今後は独自で新システムを開発することになります。

ISEは2000年に設立され、オプション取引所としては米国初となる完全電子化のシステムを採用。 現在は米国の株券オプション取引においてトップのシェアを誇り、シカゴ・オプション取引所(CBOE)とともに米国のオプション市場を牽引しています。

大証はISEのノウハウを利用し、投資家が取引しやすいオプション市場の確立を目指していました。
長く低迷が続いている日本の株券オプション市場ですが、先行きは依然として不透明な状況です。

参照: NIKKEI NET