東証、ミニTOPIX先物が取引スタート
東証は16日、ミニTOPIX先物、TOPIXコア30先物、東証REIT指数先物の取引を開始しました。
ミニTOPIX先物は、TOPIX先物に比べて取引単位が10分の1となる取引。
小額の資金で取引を行えるため、個人投資家向けの資産運用、および株式の保険としても活用できます。
TOPIXコア30先物は、東証一部上場銘柄の中で流動性と時価総額が高い銘柄で構成される「TOPIX CORE30」を対象とした先物取引。
いわゆる「ブルーチップ銘柄」に対する取引となります。
東証REIT指数先物は、東証に上場するREIT全銘柄で構成される「東証REIT指数」を対象とする先物取引。
国内の不動産市況に注目した投資が可能になります。
東証はドイツ証券をマーケットメーカーに採用し、取引の流動性を確保するとしています。
また、カブドットコム証券では同日から全ての先物取引に対応。(デリバティブ市場の取扱銘柄において、同社は国内一のネット証券になります。)
投資家の取引環境は整っており、今後は取引参加者がどれだけ増えるかがカギとなります。
参照:
東証デリバティブ(Tdex)