ICEが先物オプションの電子取引を開始、3月28日より

ソフト市場の先物・オプション取引を扱うインターコンチネンタル取引所(NYSE:ICE)は、オプションの電子取引を3月28日から開始すると発表しました。

ICEにはコーヒー、ココア、砂糖、綿花などの先物オプションが上場されていますが、これまではオープン・アウトクライ(競り方式)による取引しか行われていませんでした。 今後は電子取引が利用可能になり、トレーダーは米国の日中だけでなく、深夜時間にもオプションを取引できるようになります。

電子取引はフロア・ブローカーを介さないため、オプションの売買手数料が大幅に安くなるメリットも生みます。

ICEの先物オプションが電子取引に対応することで、米国の主要な先物オプションは全て電子市場で取引できるようになります。 安価な手数料と時間に縛られないトレード環境は、日本の投資家にとっても大きな魅力といえるでしょう。

参照: ICE Press Release