CMEの先物・オプション取引高、10月は前年比13%増
米国最大の先物オプション取引所「CMEグループ」の10月の取引高は、先物とオプションを合わせて一日平均1,250万枚となり、前年同月比で13%の増加となりました。 前月比では、21%の減少となっています。
また、CMEグループに次いで米国第二位の取引高を誇る「ICE Futures U.S.」では、前年同月比33%増の取引高を記録しました。 9月にCMEグループから移転したRussell 2000 ミニ先物・オプション取引が人気を集め、取引高の大幅増に貢献しています。
世界的な金融危機の影響により、先物市場ではポジションを清算する動きが続いています。 特に、機関投資家の持ち高が大きく減少しています。
しかし最近では、換金のためのポジション整理に一服感も見られるようになりました。