9月の米国市場の証券オプション取引高、過去最高を記録
9月に米国の証券市場で取引されたオプションは前年同月比で67%の大幅増となり、月間の取引枚数としては過去最高となる3億7,453万枚を記録しました。 一日平均では1,783万枚の取引高となり、これも過去最高となっています。
8月は約5年ぶりに前年同月の取引水準を下回りましたが、9月は状況が一変。 株式市場の急落などで相場が荒い値動きとなり、ボラティリティ(変動率)を活かしたポジションやヘッジ目的のオプション取引が急増しました。
株券オプションの取引高トップ5は、Citigroup (C)、General Electric (GE)、Apple (AAPL)、Lehman Brothers (LEH)、Wachovia (WB)の順となり、破綻や買収絡みの銘柄が上位に入っています。