大阪証券取引所(大証)は今月、2007年の同取引所における先物・オプション取引高が12月4日時点で1億枚を突破したと発表しました。 デリバティブの年間取引高が1億枚を突破したのは、日本の取引所では初となります。
大証は昨年7月に日経225miniを導入し、先物の小口取引が個人投資家の間にも広がりました。 また今年9月からは「イブニングセッション」が始まり、先物・オプションの取引高は増加傾向にあります。
とはいえ、シカゴのCMEやCBOE等と比較すると、取引の規模はまだ10分の一程度に過ぎません。 潜在的なデリバティブ市場の規模からすれば、1億枚の取引高というのはまだまだ出発点であると言えます。
参照:
大阪証券取引所