米国の電子オプション取引所、インターナショナル・セキュリティーズ取引所が今月発表した統計によると、2007年の米国におけるオプション取引高が10月の時点で前年を上回り、過去最高を記録したことがわかりました。
米国の証券オプション市場では一日平均で約1,270万枚のオプションが取引されており(10月末時点)、前年比46%の増加となっています。
日経225オプションの取引高は一日平均で約10万枚であるため、米国の証券オプション市場は日本の約100倍の規模ということになります。
さらに米国では先物市場のオプションが一日平均で800万枚ほど取引されています。 こういった数字を見るだけでも米国オプション市場の巨大さが伺えます。
国内では大証のイブニング・セッションが始まりましたが、今後は商品の多様化などによって個人投資家をどれだけ呼び込めるかが発展のポイントになると思います。